凄まじい一日~大落車 [自転車雑談]
こんにちは。。。 華綺でございます。
今日は、自宅から片道約90km、一人芦ノ湖を目指したお話です。
いつものマニアックな話題はナシナシで。
あと、今回は長いよ!
続きは追記へ!
今日の物語をお話しする前に、、、
ついこないだ、合宿がありまして、山中湖へ向かいました。
その途中、華綺がトレインの先頭を走っているときに、、、
左からママチャリが飛び出してきた!
スッ っと華麗に回避する俺。
( ^ω^)「フッ…」
ガリガリガリガリガリッ
(;;;;;;;;^ω^)「!?!?!?」
かなり接近して走っていた後輩のMくんのフロントホイールと、俺のリアホイールが接触し、宙に舞うMくん。
そしてその時、大きなダメージを負っていた俺のリアホイール。
その後数km走ったところでスポークが破断し、ご臨終されました・・・・( ;ω;)
ちなみになぜかMくんのサドルもご臨終してました
仕方なく、リアホイールだけ近くのショップで購入し、前後で違うホイールを暫定的に履くことに。
ということがありまして。今回のお話では、このリアホイールがまた……
そもそも、なぜ箱根に行こうとしたのか。それも一人で。
華綺が目指す競技、「ブルベ」 は決められた時間内に200km、300km、400km、600kmを走破する競技で、制限時間は15km/hで走った時にかかる時間が設定されています。
200kmだったら13.5時間、みたいな。
で、これを目指すなら、箱根頂上の芦ノ湖まで行って帰ってきての180kmを12時間以内に走れなきゃ希望はないよねってことになるので、果たしてそれが可能であるのか、実験してみたわけなのです。
09:00 出発。
普段みたいに踏んだらダメだと自分を抑えて抑えて走行。信号もキッチリ読んで、体力を温存。
( ^ω^)「暇」 とか思ってました(オイ
11:00頃
小田原の手前で登坂中にちょっと早い人に抜かれる。速度差は3km/hくらい。
もちろん普段なら追っかけるし負けません が!(ホントカヨ
(#^ω^) 「この走行は通常の走行に非ず非ずあらずあらずあらっらrっらr」
強じんな精神力で奴を追うのを諦めます。 フッ 貴様、命拾いしたな
しかし、華綺は信号をきっちり読んで走ってたので、赤信号ごとに追いついてしまったりして、彼我差は一向に開きません。
この程度の速度差なら走り方次第で公道でのタイムは変わらない?????
収穫その1でした。
13:00頃
補給も済ませ、遂に箱根地獄の登りがスタート!
( ^ω^)「KR-360に乗り換えたし、山中湖より高度低いし、余裕っしょ!」
・・・・・ 芦ノ湖まで、2回足をつきました。チャリ乗りは登りで足ついたら死ぬんだっけ。 2回死んだな
どうしようもない!どうしようもないよ、こんなの!
やっぱり、箱根は箱根でした。
そういえば足ついてるときに、お姉さんに声をかけられました。
姉「私バックできないんですぅけどぉ、後ろみててもらえますぅ??」
じゃあ車のんなやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!1
(;;^ω^)「あっ はい。」 (それしか言えない
てことで、バック見てたんですが、
車の前にある石垣と、後から駐車したであろう車の位置が絶妙すぎて、出られそうに見えるけど絶対出られない配置になってる!!!!
という怪奇現象が起きていたので、
(;;;^ω^)「コレ多分無理なんで、このホテルの人に言った方がいいですね。。すいませんお力になれなくて」
といって逃げました。ごめんお姉さん。ムリなものはムリだ。それに俺は先を急ぐんだ。
結局15分ロスしました。
まあこんな感じで、登り遅い上にお姉さんとのラブラブチュッチュがあったので、大分時間を使ってしまいました。
ですがDESUGAで・す・が、芦ノ湖について補給を終えた段階でも、ブルベの目標タイムよりも10分ほど先行していました。
下りはかなりタイムを稼げるので、実質的にはだいぶ先行してることになります。
( ^ω^)「意外といい感じ!」
そして天気も良く、、、
すげぇ…いい写真 …(自画自賛的なsomething
15:00頃 下り (旧東海道)
上りは1号線を上ってきたのですが、実は前に旧東海道から登ってきたことがあって、そんとき絶対これ下りたのしいだろって思ってたので、下りは旧東海道を選択。
実はこれも箱根に来たかった理由の一つだったり。。。 (注: 華綺さんは「下りのために登るのだ」という迷言で有名です(((嘘)
(;^ω^)「FOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」
激烈です。 マジでヤバいです。生半可な気持ちで来ちゃダメなlevelです。
絶対後輩に下らせたくない級です。山菜取りに行ってしまいます。
それくらい強烈なダウンヒル。
そして最大斜度12%に突入し、過去最高の○1.8km/hを達成!
ここからが悪夢の始まりです
旧東海道最大の難所、 「箱根七曲り」という、7%超の斜度で7回つづらおりのUターンが続くという場所に差し掛かります。
(;;;^ω^)「おおおおぅ…」 (キツいなら速度もっと落とせばあんなことには…
1こ、2こ、3ことヘアピンをクリア。
そして最後の右ヘアピンに差し掛かり、フルブレーキをかけると………
シュルルルルルル
(;;;;;;;;;;;;;;^ω^)「!?!?!??!」
後輪をロックしてしまいました☆彡
ブレーキ理論でも述べたとおり、ロックすると制動距離が伸びます。
(;;;;;;;;;;;;;;^ω^)「コレゲンソクマニアワナクネ」
そんな思いが一瞬頭をよぎりますが、一度後輪ブレーキをやめ、ロックを解除してからすぐさま制動開始。
ちなみにこの時点で既にコーナーの入り口に差し掛かってます。車体も進入に合わせて傾けてます。
シュルルルルルル
またロックしちゃった☆彡☆彡
そして接近する壁。壁。壁。
どうやら山菜取りには行かしてくれないようです。ペシャンコになれと。
(壊^ω^)「これもうドリフトでクリアしてやるうえへへゆえええええーーーい」
ムリです。
ステーンと、そのままコケました。
ロードは右側から滑りながら倒れていき、運よくペダルから足を外せた俺も、右半身を下にしてアスファルトと合体しました。
いてぇ。 結構いてぇ。
上のほうから声がしました。
上のほう「だいじょぶかーーー」
( ;ω;)「アッ でーじょびっす でーじょぶっす、あざす」 (日本語しゃべれよ
とりあえず車が来てなくてよかった。。。
立ち上がって(骨が折れてるような激痛はなかった)自転車もって端っこに移動。
さっきぶち抜いた車が悠然と走り去っていって何とも言えない気持ちに……
とりあえず、損傷はない! 走ろう!
ガラガラガラガラガッシャンガラガラ
と異音が。。。
(;;^ω^)「チェーンの位置おかしいかな」
と、変速を何回かしてみるも意味なし。もっかい停まってみてみると、、、
・リアディレイラー損傷
・リアホイール 振れてる というかグニャってる
(;;;;;;;;;^ω^)「………」
流石に焦りました。
しかし、その時、華綺に天啓が…ッ!!
(;;^ω^)「来る途中にYOU CANあったな」
YOU CANとは、自転車のプロショップです。 それを行きで見かけていました。
→ 「YOU CANまで頑張る」
「輪行だ輪行だ!」
この時点でほとんど下の方まで来ていて、ブルベタイムにもだいぶ余裕があったので、頑張って走ることに。
ガラガラガッシャンガラガラガッシャン
( ;ω;)「………」
この時が一番つらかった。。。 勝手にギア変わるし、いつも使うギアに入れるとディレイラーとホイールが接触するという異常事態だし。。。
しかしなんとかYOU CANに到着。 そして死の宣告を。。。
YC「ディレイラーは大丈夫ですけど、ハンガー(ディレイラー取り付け部分)が修正不可能なくらい曲がってますね… あとリアホイールもこれもとには戻せませんね…」
( ;ω;)「えっ……… そのホイールまだ400kmくらいしかハシッテナイ・・・」
ということで、応急処置をしていただき、とりあえず問題なく走れるlevelまで回復。
しかしもうこのリアホイールは……… ( ;ω;)ウッ
その後。
もうブルベタイムとか全然無理じゃん… と思いつつも走った距離と今の時間から計算すると…
( ^ω^)「アレ…… 10分先行!?」
下りで稼いだ分と、YOU CANまで瀕死ながらもある程度の速度で走った分で、YOU CANでロスした30分をカバーできていました。
これは踏むしかない!
頼むからトラブらないでくれよ、、360……
そう繰り返しつつ、帰り道を高速で走る俺。そして悲鳴をあげつつ回り続けるホイールと駆動系。
そして、、、、、
数々の(?)壁を乗り越え、遂に、、、
19:30 帰宅。
走行距離 : 174.15km
総合タイム ; 10時間27分32秒
ブルベ的制限時間 : 11時間40分
なんとか、当初の目的は達成! 感無量……
最近自転車に乗るたびに出費がかさむのは……考えないことに。
そして考えたことがもう一つ。
自転車乗る人は、左右どっちのコーナーが苦手 とかあるのかね? っていう。
華綺は激烈に右が苦手っぽいです。 ヤビツで落車したときも右カーブだったよな…
ということで、教訓!
「苦手な方向のカーブは、 減速しろ!」 (あたりめぇだ!
長かった!
おしまい!
P.S.
落車してもカーボンハンドルが全く問題なかったって… PZ Racingスゲェ。
kakiさん、災難でしたね。
下りはホントに気をつけないとヤバイですよ。
(自分にも言ってる)
でも、不幸中に幸いにしてバイクショップがあったから良かったです。
ディレーラーハンガーですか。。。
ワシは予備として全てのハンガーを持ってます。
が、さっすがにサドルバッグの中には入れてないわな~。
by kogisuke (2012-08-21 20:05)
> kogisuke さん
もちろん下りは常に気を付けて走ってますよ 攻めはしますが、、、
バイクショップなかったらゴミ袋輪行確定でした。
予備のハンガーは持っておくべきですね…
新しいのを買うときに2つ買っておくことにします。
by Nogleis (2012-08-23 10:00)