ロードバイクのディスクブレーキ化~COLNAGO C59 Disc発表~そもそもディスクブレーキのメリットってなんだ? [自転車雑談]
どうも 華綺 です。 今日は、ちょっぴり技術革新が起きそうなニュースがあるので、これを紹介します。
COLNAGO が、ロードバイクにディスクブレーキを搭載したモデルを発表
続きは追記へ!
コルナゴ曰く、
「ブレーキシステムは現行Dura-Aceより軽いが、フレーム側の補強などにより、完成車では150gほど重くなる」
「キャリパーと比較して52%の制動距離」
らしいです。(うそくせー)
まず1点目に関しては、現行のキャリパーブレーキもブレーキ取付部分周辺は強化しているでしょうし、ある程度技術が熟成してくれば、キャリパーブレーキ用のフレームとそこまで大差ない重量でディスク対応フレームを作れるようになると思います。
が、プロレースなんかでは、UCI規定によって最低重量6.8kgという制限があり、今の技術ではこれを楽に下回るバイクを作れるため、多少の重量増はあまり関係ないでしょう。
2点目。こちら の記事で述べたように、いくらブレーキの制動力を上げてもタイヤの限界があるため、制動距離は全く変わらないでしょう。しかし、制動力は50%近く上昇するとして考えれば、ブレーキに必要な握力が半分で済むことになり、ロングライドなどで効果がありそうです。
まだまだ情報がないので詳しいことは分かりませんが、COLNAGO 2013モデルにディスクロードモデルが追加され、それがきっかけとなっていっきに普及…なんてこともありえそうですね。
さて、そもそも、
ディスクブレーキ化することのメリット/デメリットってなんでしょうか?
- 制動力の大幅向上
- リムが軽いホイールを作れる
キャリパーブレーキはブレーキシューがリムに当たるため強化しないといけないですが、ディスクブレーキではその分だけリムを軽くできます。回転運動する物体は、外側が軽ければ軽いほど低慣性になるため、リムが軽いというのはかなり有利。
- リムの形状が自由になる
- 悪路・悪天候に強い
- エンド幅が135mmに
いまのロードバイクは、フロントエンド幅(前ホイールの軸の長さ)が100mm、リアエンド幅(後ホイールの軸の長さ)が130mmという規格です。が、フロントはともかく、11段に膨れ上がったギアがあるリア側にはもうこれっぽっちの余裕もありません。そのため、MTBと同じ135㎜幅の規格になると言われています。これにより現行のフレームは新システムは利用できなくなりますし、幅広のフレームは空力的にも良くないです。
- 重量増、コスト増、メンテナンス性低下
全体で見れば、確実に重量が増加します。またパーツが増えるため、コストも増加すると思われます。さらにディスクブレーキは上級モデルでは油圧型を採用すると予想できるので、メンテナンス性も悪化します。ディスクを曲げてしまうと走行不能に陥ることもあるので、取り扱いにも注意が必要になります。
こんなとこでしょうか。
正直なところ、見た目はディスクブレーキのが好みです(笑 メカメカしくて。
でも、またトップモデルのロードバイクの値段が1段階あがってしまいそうです。
もちろん、コンマ何秒を競うような世界では、「最速=正しい」 ということが言えるので、より良い、新しい技術を投入していくのは当たり前なんですが…
例えば、 7万円くらいのGIANT DEFY 3。入門用としてはかなり有名なマシンですよね。フルアルミで重いですが、いいマシンです。
片や、油圧ディスクブレーキや電動変速採用によって、遂に大台200万円台に到達した、超有名メーカー製のトップモデルたち。
両社の間に、ママチャリとこれまた有名なエスケープ(GIANT製クロスバイク)のような差はありますか?
どこまでトップモデルが進化したとしても、自分の答えは変わることはないと思ってます。
絶対、Noだ、と。
自分もこの先、自転車には多大な投資をしていくでしょう。
でも、これだけは忘れないようにしようと思ってます
なんか重い感じの(エラそうな感じの) 記事になってしまいました(笑
そんなノリのブログじゃないだろーってww
てことで今回は以上ー
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